【コラム】エイプ50から始まるバイク沼

ちょいと思い出話なんかも交えつつ、コラム的な記事を書いてみようかと。

 

「バイクに乗りたい!」と思っても、立ちはだかる最大の壁は金銭面の問題なんですよね。

ここ10年で、バイクの値段がググッと上がった印象があります。

私は12年前にゼファーχの新車を乗り出し価格65万円で買ったのですが、今はこの値段で買える新車の400ccバイクは限られてますし、フルカウルの250ccがこの価格帯ですから。

 

かつて、ホンダが販売していたエイプ50というバイクがありました。

このバイク、「ちょっとだけバイクに興味がある」レベルの人を、バイクの世界にどっぷり浸からせる力がありました。

2006年頃のバイク事情

私は2006年の3月、ヤマハのジョグというスクーターを買いました。

同じ年の12月にゼファーを買っています。

 

当時のバイクは燃料供給はキャブレターが主流、ABSが付いている車種も限られていました。

インジェクション化やABSなどの安全装備の充実、排ガス規制への対応が、ここ10年でのバイク価格高騰の大きな要因なのではないかと思います。

価格の見返りとして、バイクがよりクリーンで安全な乗り物になったわけですね。

 

そして、50cc原付にもMT車が何台か販売されていたんです。

その一つがエイプ50でした。




初めて運転したのはエイプ50

私が初めて運転したバイクが、このエイプ50です。

高校生の頃、ある日携帯(当時はドコモのFOMAでした)に中学からの友人K君からメールが来たんですね。

「見せたいものがあるから今から行くわ。」と。

で、いつも自転車で私の家に来ていたK君がその日乗ってきたのが、アイキャッチ画像の白いエイプだったんです。

そして、彼のエイプの後ろを自転車に乗って必死でついていき、近所の山のほとんど人や車が通らない農道に行きました。

皆までは書きませんが、ペダルをこがなくてもグングン進むことに感動しました。

15年経った今も、K君はこのエイプを手放さずに持っています。

エイプ50というバイク

エイプ50は、当時の定価が199,000円でした。

原付免許で運転できるMT車、価格も20万円未満と安価で、車格もモンキー/ゴリラに比べると大きくて、バイクという乗り物を知るにはちょうどよかったんですよ。

原付免許なんか1日で取れて、取るのに1万円もかかりません、税金や保険関係を合わせても30万円も掛からずにバイクの世界に触れることができたわけです。

免許が取れる16歳になって、とりあえず移動の足として原付が欲しいとなったときに、スクーターを選ぶと本当に足で終わってしまうところ、「ちょいとMT車に乗ってみようか。」という選択肢があったんですね。




エイプ50はCBR1000RRを買わせるためのバイク?

K君はその後CB400SFを買い、ついにはCBR1000RRに乗るようになったのですが、CBRを買って少し経った頃、K君がこんなことを言いました。

「エイプはCBRを買わせるためにホンダが用意したとしか思えん。」

 

ここで車の話になりますが、かつてトヨタのラインナップはライフステージや収入に合わせた道筋がありました。

スターレット→カローラ→マークⅡ→クラウン

といった具合に。

「いつかはクラウン」と言うキャッチコピーもあったらしいですね。

今はいきなりクラウンを買う人もいますけど。

 

ホンダもこの道筋を作っていたのではないかと彼は言うわけです。

 

エイプでMTバイクの楽しさを知る

大きいのに乗ってみたいから、普通自動二輪免許を取る

ホーネットを買う

4気筒を知り、もうちょっと大きいバイクに乗ってみたくなる

CB400SFを買う

スポーツバイク楽しい、大型バイクに乗ってみたくなる。

CBR 1000RR(ゴール)

 

って具合です。

 

言われてみればそうかもな、と思いますね。

エイプを買ってみて、バイクはエイプで終わった人が多いのでしょうが、K君の言うように、エイプがきっかけとなって、中型、大型バイクに乗り始めた人も一定数いるのではないでしょうか。

ちょっとだけバイクに興味がある層が、金銭面で比較的気軽にMTバイクを体験できるという点で、エイプの存在って大きかったのではないかと思うのです。




おわりに

アラサーの回顧録みたいな記事になりましたけど、バイクを「気軽にお試し」というのが、十数年前に比べると難しくなっているよねというお話でした。

バイクに乗ってはみたいけど、教習所に行ってバイクの免許を取るほどの熱は無いという層に、ちょっとだけバイクを体験してもらう場を設けるというのが、私の夢の一つだったりもします。

 

新車ではもう買えませんけど、お試しに中古でエイプを買ってみるというのもアリではないかと。

カスタムベースとしてもパーツが豊富なので面白いと思いますし。

ただし、安くてボロボロの中古はオススメしません。まともに走らなくて多分バイクが嫌いになるから。

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