車検がないという理由だけで250ccバイクを選んではいけない理由 意外と維持費に差はなかった

排気量250cc以下(未満じゃないよ)のバイクは車検が必要ありません。

車検って高額なイメージがあるので、特に初めてバイクを買う人なんかは、車検がない=維持費が安いと安易に考えがちです。

でも車検がない250ccバイクは本当にお金はかからないのでしょうか。

車検がないって理由だけで250cc以下のバイクを買おうとしている人、ちょっと待って。

決めるのはこの記事読んでからにしましょう。

 

※2017年12月1日、記事を一部修正しました。

「車検がない=点検しなくていい」ではない

philriley427 / Pixabay

250ccを超えるバイクは車検がありますから、2年に1回(新車の初回車検は3年目)は嫌でもバイクの点検をすることになります。無車検の車両を運転すれば罰金+一発免停です。

しかし、250ccバイクは車検がありません。

 

とは言っても排気量が違うだけで250ccも同じバイクです。

当然走っていれば消耗品は磨耗しますし、部品の緩みや不具合も出てきます。

また、乗る頻度が低くてもゴム部品などは経年劣化が進みます。

250ccには車検はありませんが、法定12ヶ月点検をすることは義務付けられています。

これは、必ずしもバイクショップ等でしてもらう必要はなく、自分でやったのでもいいのですが、1年に1回くらいはプロの目で点検をしてもらうべきです。

それには当然費用がかかってきます。

安全にバイクに乗るためには、車検がなくても定期的な点検は欠かせないのです。

 

 「車検を受けなくてもいい」ではなく、「自分で点検をしなければならない」と解釈する のが正解です。




そもそも車検の費用はいくらくらいなのか

stevepb / Pixabay

バイクの車検の法定費用は次のとおりです。

  • 自賠責保険   13,640円(24ヶ月契約)
  • 自動車重量税  3,800円(新車登録後13年未満、1年あたり1,900円)
  • 印紙代     1,700円

【合計】19,140円

どうです?意外と安くないですか?車検で絶対に必要な費用は2万円に満たないのです。

ここに、バイクショップへの車検代行費用や点検手数料、交換部品の部品代、工賃などが加算されていきますが、250ccも1年に1回バイクショップへ点検を依頼するとすれば、車検の有無でバイクの維持費に大きな差はないのです。

補足しておくと、自賠責保険は加入期間が長いほど1年あたりの費用は安くなり、重量税は新車登録13年目以降は値上がりします。

250ccと400ccの維持費に大きな差はない

hansbenn / Pixabay

ここで、250ccと400ccのバイクの維持費を試算してみます。

条件は次のとおりとします。

250cc

  • 軽自動車税    10,800円(年3,600円×3年)
  • 自動車重量税   4,900円(新車登録時のみ)
  • 自賠責保険    15,720円(36ヶ月契約)
  • 12ヶ月法定点検  16,620円(8,310円×2回)
  • 24ヶ月法定点検  10,470円

【合計】58,510円

400cc

  • 軽自動車税    18,000円(年6,000円×3年)
  • 自動車重量税   5,700円(年1,900円×3年)
  • 自賠責保険    14,690円(36ヶ月契約)
  • 12ヶ月法定点検  9,500円
  • 24ヶ月法定点検  11,790円
  • 車検       11,790円
  • 印紙       1,700円

【合計】73,170円

 

どうですか?14,660円の差です。

3年でこの差ですから、1ヶ月あたり407円、1日あたり14円の差しかありません。

誤差と言ってもいいレベル。

そして、バイクは任意保険も車のように車種による値段の差がありません。

400ccまでならどのバイクに乗っても維持費は大差ないのです。

 

別途、オイルやブレーキなどの消耗品交換費用やガソリン代が必要にはなりますが、これらは使用状況や走行距離に大きく左右されますのでここでは考慮していません。




車検の有無を考慮する必要はないと断言する!

先ほどの試算で250ccと400ccで維持費に大した差がないのがお分かりいただけたと思います。

維持費に差が出るのはむしろ消耗品の方です。

特にタイヤは車重が重いほど消耗も早いですし、タイヤサイズによって値段も変わります。

とは言っても、休日のツーリング程度の使用なら250ccと400ccでは大きな差はありません。

大型バイクになると話は別ですけど。

 

車検がないというだけでバイクの選択肢を250cc以下に限定してしまうのはナンセンス。

普通自動二輪の免許しか持っていなくても400ccまでは運転できるのですから、より多くの選択肢からバイクを選ぶべきです。

 

バイクを選ぶ基準は自分がバイクに何を求めるかです。車検の有無じゃない

例えば1日に何百キロも走るようなツーリングを頻繁にする方は、車格が大きくてエンジンの回転数を落として走れるような排気量の大きいバイクを選ぶと快適にツーリングを楽しめます。

 

また、腕力に自信がない方ならば、車体が軽い250ccクラスのバイクを選べば取り回しが楽になりますし、もしバイクを倒してしまっても比較的楽に起こすことができます。

そして、自分がカッコいいと思ったバイクを買う。これが一番です。

バイクは趣味の乗り物ですから、見た目って大事です。

一目惚れしたバイクがあるのならば、それがあなたの乗るべきバイクなのです。

関連キーワード
バイクの関連記事
  • 乗ってみてわかった大型バイクのメリット、デメリット
  • 初心者必見!免許を取って初めて買うバイクの選び方
  • 100均でできる!木目調塗装の方法
  • 【バフがけ・金属磨き】鏡面仕上げにオススメの金属コンパウンド3選
  • 【コラム】納車「しました」「されました」論争を整理しよう
  • タイヤのサイズ・製造年の見方と交換時期の目安
バイクの任意保険が安くなる!?

バイクに乗るならば、絶対に任意保険に入りましょう。もしもの事故の時、任意保険に入っていなければ大変なことになります。
でも、保険料って高いですよね。
賢いライダーは保険料を比較します比較すれば、 保険料が1万円以上安くなる こともあります。
詳しくは下のボタンから。

おすすめの記事